2年間の農業研修を終えて
東京で7年半ほど会社員として働いていましたが、自然豊かなところで自給自足的な生活をしたくて、会社を辞めて2018年に北杜市に移住しました。
私は自給自足的な生活と田舎での収入確保という2つの観点から、独立就農を志しました。縁あって2019年2月からみずがきベジタブルでの研修を始め、2年間の農業研修を終えて、2021年の4月に独立しました。
2年間の研修はあっという間でした。みずがきベジタブルで研修を検討しているという方に向けて、私がどういう研修をしたかを少し紹介します。
1年目は基本的に研修先の指導者と終日一緒に作業をします。播種、育苗、栽培、耕運、収穫、出荷などの一連作業を経験します。農業経験がない自分でも、1年間集中して取り組むことで、就農に必要な基本的作業を習得することができました。
2年目は実践編です。売り上げ目標を定め、作付け計画を自ら作成し、栽培から出荷までを担当しました。いつ休むか、何時から何時まで働くかといった働き方は自分で決めます。立案した計画を遂行するには、どの作業をいつまでに終わらせるか、どの作業をどの順番でやると効率的か、今週の出荷量はどれくらいかなど考えることがたくさんあります。独立した際には自ら考え実践しなければならないことを研修生という立場で経験することができました。
多くの失敗もしましたが、なんとか売り上げ目標を達成することができ、自信を持って独立を決断することができました。
就農に必要な技術、知識を網羅的に習得でき、独立のバックアップもしてくれるみずがきベジタブルは、個人農家として独立を目指す人に適した研修先だと思います。
「北杜市で有機栽培の個人農家として独立就農する為に最適の研修先」
私は神奈川から妻と子供と自然に近い暮らしをする為に北杜市移住を検討し、農業を生業にしたいと考え、農業おこし協力隊となりました。
みずがきベジタブルでは、それぞれの研修先が個人農家として生計を立てているので農業という仕事の一部分だけなく計画、仕入れ、生産管理、販売、片付け、さらに北杜市農家としての生活能力までを網羅的に学ぶことができます。
私は1年を通して研修することで"北杜市で農家としてどうやって生きていくか"を具体的にイメージすることができ自信につながっています。
みずがきベジタブルはアットホームで、ローカルに根ざしています。研修先のオーナーは全員が北杜市以外からの移住者であり、子育てをされている方もいます。子供のいる私は定住後の生活に対する不安なども相談させて頂いているので妻と共に心強く思っています。
まだ研修も半ばで学ばなければならない点も多いですが、有機農家を志し北杜市での暮らしを目指す私には素晴らしい研修先だと感じ、みずがきベジタブルには感謝しています。
東京で生まれ育った私は、出版社の営業職を経て、30歳で脱サラをしました。
自然豊かな場所で、安心安全な食べ物を自分で生産できるようになりたいと考え、農業に興味を持ちました。
北杜市に来るまでは、クワはおろか鎌すら握ったことの無い人生でした。
そんな私ですが、今ではトラクターに乗り、野菜の栽培、収穫、出荷まで自分で管理しています。
みずがきベジタブルの研修では、農業で自立した生活を送るための一つのモデルを学ぶことができます。
研修1年目は、指導者とシーズンを通じて作業を共にしながら、技術的なノウハウから考え方、計画の立て方など、基礎基本を体と頭でしっかり落とし込みました。
2年目以降は独立を意識して、計画・作業・管理・収穫・出荷といった一連の流れを、自ら組み立てる実践的な研修でステップアップしていきます。
独立時に困らないように、収支計画の作り方や販路の開拓についても助言をもらっています。
今年、私は農業研修と並行して、定住するための家についても準備を進めていく予定です。
移住に際しては、市営住宅など市としてのサポートも充実しているのも安心でした。
みずがきベジタブルの農家は皆が移住者なので、家や就農地についても相談しやすいです。
研修を受けて、農業で生計を立てるということは簡単な事ではないと率直に思います。
ですが、「自力」で生きていくために必要な知識経験を、ここで教えてもらっています。
目的意識をもって「農業をやりたい!」と思っている方には、ここはオススメです。